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敬老の日は、長い間社会の為に尽くしてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日です。また、それとともに高齢者の福祉について関心を深め、高齢者の生活向上に努めるよう若い世代に促すという気持ちが込められています。
兵庫県多可郡野間谷村（後の八千代町を経て現在の多可町八千代区）の門脇政夫村長と山本明助役が1947年（昭和22年）に提唱した「としよりの日」が始まりである。「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と、農閑期に当り気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め、敬老会を開いた。これが1950年（昭和25年）からは兵庫県全体で行われるようになり、後に全国に広がった。その後「としより」という表現は良くないということで1964年（昭和39年）に「老人の日」と改称され、1966年（昭和41年）に国民の祝日「敬老の日」となった。このため、「母の日」のように外国から輸入されたような記念日と違い、日本以外の諸外国にはない。
「聖徳太子が四天王寺に悲田院を建立した日」や「元正天皇が養老の滝に御幸した日」である等の俗説もあるが、どちらも確かではない。
1958年（昭和33年）には郵政省（当時）から、「としよりの日」の特殊郵便が発行されている。復帰前の沖縄でも1968年（昭和43年）、記念切手が発行された。
●敬老の日の存在をすっかり忘れてしまっていた祖母。みんながいつも以上に優しかったり親切にしてくれたものだから、「自分にはどこかに病気があるものだ」と思いこんでしまいました。その誤解を解くのにタイヘンだった敬老の日でした。大丈夫ですよ、おばぁちゃん。元気！！元気！！
●デパートより伊勢海老を豪快に３匹贈った。両親ともに大喜び！でも、生きている伊勢海老を処理するのに母親が四苦八苦・・・「きゅーーーん」と泣く伊勢海老を複雑な思いで一生懸命処理して食べたそうで。でもとても美味しかったと喜んでくれた。
●何年か前に、父が病気をした時に姪が「健康」と刺繍をしたお守りを作ってプレゼントしましたが、ずっと車の中に吊るして仕事をしていました。他にも３人の孫娘からもらった手作りのカードや絵など全部大切にとっています。
●去年はりんどうの鉢とお菓子のセットを贈りました。りんどうの紫色が好きだから嬉しいと電話を貰いました。今年はまだ考え中ですが、またちょっとしたお菓子とお花のセットがいいかなと思っています。
●おばあちゃんはユリが大好き。それを知った人たちみんなでユリを贈ったら家中ユリだらけ・・・５０本ちかくになりました。花瓶は足りなくなりいくつも買ってきたり、あとユリが次から次と咲いた時は、香りが家中に充満してすごかったです。
●敬老の日にイタリアンレストランを予約し、孫である私、両親、祖父母の5人で食事に行った時のこと。ナイフやフォークを使い慣れない祖父母を気遣ってか、テーブルセッティングに箸が含まれていたことに感激しました。箸を持ってきてくれるよう頼むのはほかのお客様の手前、照れくさいものですが、店側の配慮でごく自然にお箸で食事を堪能することができたのです。ちょっとしたことですが、お店の印象はぐーんとアップしたことは言うまでもありません。
●子供の時は保育園で「おじいちゃん、おばあちゃん」の絵を描きました。両親の祖父母が健在であったので４人を書こうとしたら先生にどちらかのおじいちゃん、おばあちゃんを書きましょうねって注意されたのを覚えています。結局遠い方の祖父母の絵を描き、プレゼントをしました。お店をしていた祖父母は長い間お店に飾っていてくれました。すごく嬉しかったのを覚えています。
●結婚前なのですが、当時つきあっていた彼（現在の主人です）の祖母に、2人でえらんだ、麦わら帽子をあげました。つばの広い紫色の薄いリボンのついたかわいらしい帽子で、私が選んだのですが、気に入ってくれるかなーと心配だったのですが、とっても喜んでくれ、2年前に亡くなるまで毎年夏になるとかぶってくれて、大事にしてくれていたみたいです。私にもとても優しくしてくれたおばあちゃんだったので、プレゼントを渡したときの、「ありがとう」という笑顔を思い出すと、少しせつなくなります。
